今日はマチノワ拠点で「医療・福祉関係議連」に所属されている徳島県議会議員さん20名と、マチノワにいつも通ってくださっている5組の親子のみなさんと、「徳島の子育て」をテーマにした意見交換をしました。
スーツのみなさんがズラーっといらっしゃる中、勇気を振り絞って、今子育てで感じていることを伝えました。
その様子は四国放送ニュースで現在放送中!
わたしの挨拶文を紹介させてください
私たちマチノワは子育てをしながら、それぞれに自分の職を持って集まったメンバーで作る
専門家集団です。
ここに参加者として集まる母親、父親も同じく「支援が必要な弱者ではありません」
子どもを産み育てるライフステージに突入している自分のものさしを持った立派な社会人です。
マチノワでは支援する側支援される側という関係がなく、「マチの一員」であり、対等であるという考えのもと活動をしています。
子育て当事者として、またNPO理事長として日々子育て真っ只中の親子に寄り添う中で、当事者の声を丁寧に拾わずに、子育て政策や事業が作られているから、今、子育てのしんどい状況や、子どもの生きづらさがあると感じています。
子どもまんなか社会、女性活躍というけれど、多くの場面で、親が、特に母親が1人の人間として尊重されることは少なく、ずっと置き去りにされてきたんだなぁと感じています。
今この徳島県に暮らしている当事者から、生の声を聞くことで、課題がみえ、本質的な解決に向け、前へ進むことができると考えます。
だから、このような場を開いてくださった県議のみなさんにはとても感謝しております。
今日参加してくださった親子のみなさんには、日々、子育てに家事に、また仕事復帰などの
不安や負担のある中で、時間を作って足を運んでくれたことに感謝いたします。
今伝えたい、聞いてほしい、感じていること、パーソナルことでも、意見がまとまらなくても
その声の中には、徳島をよりよくするヒントが沢山詰まっています。
わたしが隣にいて、応援しているので、今日は勇気を振り絞って言葉にしてほしいです。
こんな挨拶からはじめさせていただきました。
参加くださった県議さん、メモを取りながら、とても真剣に話を聞いてくださっていました。
実は、子育て真っ只中の方やお孫さんが産まれたばかりの方も多くいらっしゃいました。
今感じていることを言葉にして伝えることで、次の世代がより子育てしやすくなる、そう信じて
わたしたちはわたしたちにできることをこれからもしていきたいと思います。
徳島を子育て最進県へ!
それぞれの立場から、ともに考えて、行動していきましょう。
今日参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。