第17回未来を強くする子育てプロジェクト
「子育て支援活動の表彰」に応募した183組の中から地域において子育て環境づくりに取り組む個人・団体12組が選ばれる「スミセイ未来賞」にマチノワが選ばれました!
3月5日(火)、東京都で表彰式が開催され、マチノワからは理事長白桃、佐藤、福本の3人で参加!
住友生命の高田社長さんよりトロフィーをいただきました。
活動開始して3年のマチノワのように若い団体は他1団体のみで、地域で数十年活動を継続されている団体が多く、以前に1度受賞され、成熟された後に今回2度目の受賞を迎えられた団体もありました。
また、スミセイ女性研究者奨励賞は、「子育ての困難さ」も審査加点になるというもので表彰式には、ちいさなこどもさん連れの方ばかりで会場内をこどもが走り回ったり、泣いたり、抱っこだったり、こどもが一緒にトロフィーを受けとろうとした際には
司会の天野ひかりさん( NHK番組すくすく子育て 元キャスター)から「あなた(おこさん)にもどうぞ」と声かけがあり、会場が和み。
もう17年も続く、このプロジェクトが「女性や子育てを本気で応援する」というスミセイさんや審査員の方々の熱意を感じました。
この賞を目指した目的は、運営資金の確保と団体や活動の知名度が上がることでつながりがなく、頼れる人がいない、本当にサポートが必要な方へ情報を届けられるかもしれない!
そんな想いもありました。
最終選考にマチノワが残っていると聞いた時は今年の「運」を全部!使い果たした!と思いました(笑)
そして、プロジェクト事務局さんが東京から実際に活動を視察にきてくださったのですが、移転直後で「長屋」住所で申請していたために、タクシーで、昭和のナガヤ→令和の東部防災館へとタイムスリップ体験をしていただくことに…
いろんなハプニングもありながら…
活動分野を引っ張っていく大大大先輩方と一緒の舞台に立ち、表彰を受け、交流会では、フラットにお話しさせてもらう機会があるとは思ってもみませんでした!
審査員でもあり、NHK番組すくすく子育て世代であるわたしたちにとって憧れの大日向雅美先生のつくる「子育てひろば あい・ポート」を特別に視察させていただきました!
「第二の人生を子育てに」
と70代の男性たちが活躍される場で赤ちゃん+おじいちゃんというゆったりとした光景が広がっていて、ほっこり。
1階にある「藍カフェ(←徳島とのご縁しか感じない)」では現役時代、全国各地を飛び回ったマスターにピザトーストとコーヒーを入れていただき、ほっとしたのでした。
5年前、わたし自身「産後うつ」を経験し、なにもかも上手くいかず、出口が見えず、どん底だった。
「こんな辛い思いを他の誰にもしてほしくない!」
だから、今、わたしにできることをしたい!
そんな想いで、時間もお金も知識もなんにもない中捻り出したアイデアから作った「共助の輪」
この3年間のいろんな人との出会いの中で、団体としてできることが増えていき、質も高まり…
本当にたくさんの応援や協力も受けて、この日、東京へ、表彰式の舞台へ、憧れの大日向先生の子育てひろばへと、運んでいただいたのだと思います。
誰一人欠けても実現できなかったこと。
いろんなタイミングが重なり、今回の結果へつながりました!
今回の東京での出逢いや経験も、今後の活動の糧にもなり、マチノワのあり方、未来についても、
少し見えてきたような気がしています。
これからも、たくさんの人と出会い、ひとつひとつのご縁を大切に大切にしながら徳島の子育て家庭に寄り添う、だれもがいつもでも気軽に立ち寄れてほっと安心を感じられる居場所を
開き続けていくためにも
また一歩先へ、みんなとともに進んでいきたいと思います。
このちいさな活動を積み上げていくことで、街の輪=マチノワがひろがり、きっと、こどもも、親も、地域も、育ちあえる!
地域が育っていく!そう、信じています。
いつも応援してくださるみなさん、今回ご一緒させていただいたみなさん
受賞のお祝いのメッセージを届けてくださったみなさん
この度は、本当に本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人
徳島の子育てに伴走する会マチノワ
理事長 白桃 さと美