今、わたしたちの出産・育児は、不安や孤独を抱えやすくなっています。核家族、シングル、高齢出産、共働き、ダブル介護…。産後うつを発症する人は普段でも「10人に1人」。それが、さらにコロナの影響で「4人に1人」に。
わたしたちマチノワ LIVE は、ママ、パパの共助コミュニティ「ママノワ」「パパノワ」を運営しています。「オンライン」「イベント」「リアル拠点」の3つのかたちで、あなたが社会とつながる場所を用意して待っています。
マチノワ LIVE の目標は、「産後うつゼロ」「子育て世帯の孤立ゼロ」。マチの「温かい人のつながり」を再構築し、ママ・パパが笑顔で楽しく子育てできるマチを目指します。
ママノワ、パパノワ、マチノワは、あなたも、わたしも活躍できる場。コドモたちを囲んで、多世代が関われる「みんなの居場所」を、「みんなで」つくっていきます。
「マチノワ」が生まれてから、今年で1 年目を迎えます。
どのように始まったのか、参加するママたちパパたちと、マチノワフレンドのみなさんと
どんな風に歩んできたのかを、まとめてみることにしました。
私は徳島県神山町出身のグラフィックデザイナーで「子育てのミライをひらく、デザイン」をコンセプトに、ママ、コドモ、女性向けのプロデュ―ス専門のデザイン事務所を経営しています。
そして、3歳の長男、コロナ禍でうまれた1歳8ヶ月の次男のふたりの息子を子育て中のママでもあります。
2018年、長男を妊娠中に当時勤めていた会社でマタハラにあい退職を余儀なくされ、やりがいを持って取り組んでいた仕事を失いました。
また産後は、仕事で忙しく深夜帰ってくる夫や、自営業で忙しい実家の両親からの協力がまったく得られず、ワンオペ育児。
右も左もわからない、はじめての育児を1人で抱えてしまい「命を預かる」責任重さで押し潰されそうな日々。
集合住宅のワンルームで、早朝〜深夜まで赤ちゃんと2人きり。誰とも話すこともなく、社会から取り残され、まるで時計の針が止まっているようでした。
気がつけば、心身ともに不安定となり、産後うつ、髄膜炎で入院、、次から次へと不調が続き、、高いところへは行かないようにしたり、包丁を持つ自分が怖くなったり、虐待死のニュースは明日は我が身と思ったり、、ギリギリな日々を過ごしていました。
病院での周産期医療ケアや行政の支援員さん、ファミサポ、家政婦さん、保育園、ご近所の高齢夫婦や小学生たちなどいろんな方々の手をお借りして、やっとどん底から回復し、2人目を無事に出産。今では健やかに楽しみながら育児に取り組んでいる最中です。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、人とのつながりや日常生活が変化して、孤独にギリギリの状態で育児するママにTwitterで出会いました。
この2人のママは氷山の一角かもしれない。どうすれば、孤立したママとママをつなぎ、産後特有の悩みを共有したり、助け合ったりする仕組みができるのか考えた。また一方では、そんなコロナ禍のママたちを心配する先輩ママや子育て関係の専門職の方々がいることにも気が付いた。支援して欲しいママと支援したい人をつなぐ方法がないのか。そして、思いついたのがオンラインコミュニティを立ち上げることでした。
2021年1月22日、ママノワLIVE「オンライン」を立ち上げると、SNSでどんどん拡散され、1週間で30人、1ヶ月後には60人以上の「ママ、プレママ」、ママを支援する「先輩ママ、子育て関係の専門職=見守り隊」の輪が横へ横へとどんどん広がっていきました。
また、ママノワLIVEの活動に共感するメンバーが集まり、ママノワLIVEを「オンライン」「拠点&ベビーストック」「オフ会イベント」の3つを運営できる体制が整いました。
ママだけでは子育てを変えることはできない。パパノワ、オジノワ、オバノワ、、、
学生さん~ご高齢者まで、多世代で子どもたちを見守る地域コミュニティの再構築が必要。
マチノワ「みんなのお茶の間」
〒770-8051
徳島県徳島市沖浜町大木247 1号棟
OPEN 木曜日・金曜日 10:00〜14:00
駐車場:12台(nagaya.project 駐車場)
〒770-8051
徳島県徳島市沖浜町大木247
1号棟 2階