NPO法人徳島の子育てに伴走する会マチノワが、社会福祉法人悠林舎 シーズ認定こども園 沖浜・田宮さんと連携して取り組んでいる「赤ちゃん食堂」が、この度、「ベスト育児制度賞 2024年度 孤立・困難抑止部門賞」を受賞しました。
本事業は、2024年4月より「2024年度WAM助成(独立行政法人福祉医療機構)」を受けて実施しており、こども園を会場に、離乳食期の親子が保育士や管理栄養士と一緒に、安心して食事を楽しめる場を提供しています。
こども園の給食室で調理された、こどもの離乳食とおとなの食事を無料で提供し、育児相談や親同士の交流を通じて、親の孤立や負担の軽減を目指し、親子の笑顔が広がる時間となっています。
ナガヤ時代、コロナ禍もあり、なかなか外部とのつながりが持てなかったマチノワですが、同じ徳島市沖浜で地域に開かれた活動を続けてこられたシーズ認定こども園 林園長さんとの出会いがきっかけとなり、想いが重なって始まったこの活動が、こうして評価いただけたことをとても嬉しく思います。
この取り組みは、園の皆さまのあたたかいご理解とご協力、そして日頃から活動を応援してくださる多くの方々のおかげで形にすることができました!


<ベスト育児制度賞表彰式>
2025年5月22日(木)大阪府立男女共同参画センターにて開かれた「ベスト育児制度賞」表彰式にシーズ認定こども園の林園長さん、マチノワ理事の森本、白桃の3人で出席しました。
<受賞コメント>
ーーー特定非営利活動法人徳島の子育てに伴走する会マチノワ 理事長 白桃さと美
この取り組みは、私自身の子育て経験と、居場所に通う親たちの声から生まれました。
「離乳食を食べてくれなくて困っている」「親どうしや子どもどうしの関わりがない」「ちょっとした悩みを話せる場所がない」「ゆっくりごはんを食べる時間がない」…。
それは、離乳食期の親に共通する悩みであり、私自身の悩みでもありました。
私は、第一子のときに産後うつを経験しました。第二子の出産はコロナ禍真っ只中。みんなが孤立しているなかで、「どうせ転ぶなら、みんなで一緒に転んで、楽しみながら一緒に起きよう」そんな気持ちで、4年前に産前産後の親子の居場所づくりを始めました。
その時に出会ったのが、シーズ認定こども園の林園長さんです。
子育て中の親たちの声に、真摯に耳を傾け、共感し、寄り添ってくださり、2024年春、“赤ちゃん食堂”がスタートしました。
こども園の給食室で作る、栄養満点のあたたかいごはん。子どもも大人も一緒に食べるごはん。
保育士さんや管理栄養士さんがそばにいてくれる安心感。
「こんな場所が欲しかった」そう言ってもらえるたびに、この活動を続けてよかったと思えます。
今は、晩婚・晩産や核家族が当たり前になり、子育てはどの地域にいても、本当に大変な時代だと感じています。だからこそ、「誰かに頼ったり、甘えたり、ほっとできる」選択肢が、すぐそばにある社会であってほしい。今回の受賞は、そんな想いを共有してくださる方々がたくさんいる証のように思えて、とても励まされています。
この活動を一緒に支えてくださっているシーズ認定こども園の皆さま、WAM助成・福祉医療機構の皆さま、アワードの審査員・事務局の皆さま、そして参加してくださっている親子のみなさん、地域で応援してくださっているすべての方々へ、心から、ありがとうの気持ちを届けたいです。
2025年度は、こども園での赤ちゃん食堂が2ヶ月に1回から毎月開催へパワーアップ!さらに、マチノワの居場所でもお弁当屋さんや助産師さんと連携して、2ヶ月に1回のペースで継続していく予定です。
「赤ちゃん食堂、うちでもやってみたい!」と思った方がいらっしゃれば、ぜひ一緒にやりましょう!
そして、「まだ行ったことないよ〜」という方も、「マチノワみんなのお茶の間」で、みなさんをお待ちしています。
子育てって、ひとりじゃないよ。がんばってるすべての親子へ。お会いできるのを楽しみにしています。今後とも、どうぞ応援よろしくお願いいたします。
<メディア掲載>
NHK徳島放送局:ベスト育児制度賞に徳島の「赤ちゃん食堂」無料で離乳食提供:2025年6月17日
朝日新聞:「子ども食堂」ならぬ「赤ちゃん食堂」 徳島のイベントで離乳食提供:2024年6月28日
